製品名:貝殻カルシウム洗浄剤
整理番号:201209
作成日:2008年12月9日
製品及び会社情報
- 製品名:貝殻カルシウム洗浄剤
- 会社名:株式会社ACCURATE
- 住所:大津市本堅田六丁目15番16号
- 担当部門:代表取締役
- 担当者:井居義晴
- 電話番号:077-573-5973
- FAX 番号:077-573-5903
- 緊急連絡先電話番号:077-573-5973
組成・成分情報
- 物質の特定:単一製品・混合物の区分 単一製品
- 化学名または一般名:貝殻焼成カルシウム(既存添加物厚生労働省認可品 同等 )
- 主成分:
酸化カルシウム(CaO) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99%その他の微量成分(SrO・SO3・Na2O・MgO・SiO2・Al2O3 )・・・・・・1%
危険有害性の要約
- 分類の名称:危険有害性の分類基準に該当しない。
- 危険有害性のコメント:既存添加物認可品 同等(厚生労働省告示120 号食品衛生法食品添加物201 貝殻焼成カルシウム)
- 危険性:直接、目、皮膚、気道に触れ、吸入すると腐食性を示すことがある。
- 環境影響:直接大量廃棄(湖沼、河川)は水系の急激なpH 変化をおこすことがあるので禁止。
応急措置
- 吸入した場合:安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診断を受ける。
呼吸困難または呼吸停止している場合は人工呼吸を施す。 - 皮膚に付着した場合:多量の水かシャワーで洗い流す。
- 目に入った場合:直ちに水道水で15 分間以上洗い流す。(出来ればコンタクトレンズをはずす)
- 飲み込んだ場合:直ちに口の中を洗浄する。速やかに後医師の診断を受ける。
火災時の措置
- 消化剤:本品は不燃性。水以外すべての消化剤の使用が可能。(乾燥砂、乾燥ケイ土、二酸化炭素等)
- 消化時の特定危険有害性 :注)水にあうと発熱し、紙、油布等の引火性有機物があると発火させることがある。
漏出時の措置
- 人体に対する注意事項:作業の際には適切な保護具(手袋、防塵マスク《P2 有害粒子フイルターつきマスク》、エプロン、保護めがね)を着用する。
- 環境に対する注意事項:粉塵の発生、拡散を防ぐ。
- 除去方法:乾燥した容器内に掃き入れ回収する。残りは大量の水で洗い流す。
- 二次災害の防止策:回収するまでビニルシートで覆い、粉塵の拡散を防ぐ。残留物は河川等に排出され、環境への影響を起こさないように注意する。
取り扱い及び保管上の注意
- 換気のよい場所で取り扱い、容器はその都度必ず密栓する。
- 目、鼻、皮膚等への接触を避けるため、適切な保護具(手袋、長靴、保護めがね、防塵マスク等)を着用する。
- 高温多湿・直射日光を避け屋内で保存すること。さらに、強酸、有機物、飼料から放しておく。
- 貯蔵場所には「注水厳禁」表示しておく。
- 防湿性容器に密閉し保存すること。
暴露防止及び保護措置
- 設備対策 :長時間取り扱う場合は、給排気が十分に取れ身体に暴露を受けない設備にすること。
- 保護具 :作業の際には適切な保護具(手袋、防塵マスク(P2 有害粒子フイルターつきマスク)、エプロン、保護めがね)
製品の物理的及び化学的性質
- 形状・色・臭気:白もしくは灰色の粉体、無臭
- 沸点、融点:情報なし
- 引火点、発火点:なし
- 爆発性:情報なし
- 蒸気圧、密度:情報なし
- 溶解性(水):0.168%
- 比重:1.52
- 粒子径:約10μ
- 液性:pH 12.5
安定性及び反応性
- 接触により危険性のある物質:強酸、強酸化剤
- 避けるべき条件:多湿・水分
- 発生する有害性のある物質:なし
有害性情報
- 情報を有していない。(既存添加物認可品同等(厚生労働省告示120 号食品衛生法食品添加物 貝殻焼成カルシウム)
環境影響情報
- 漏出時や廃棄などの際には、環境に影響を与える恐れがあるので取り扱いに注意する。特に、直接大量の製品が湖沼、河川に直接流れないように注意すること。
廃棄上の注意
- 大量直接廃棄の方法:多量の水道水に溶解し消石灰(水酸化カルシウムCa(OH)2)とし、これを希塩酸で中和して処理する。(実用濃度0.02%ではこの限りでない)。処理水は排水として流してよい。
輸送上の注意
- 輸送に関しては、容器の破損、腐食、濡れのないように積み込み荷崩れを確実に防止する。酸や酸化剤のそばに置かない。湿気、水濡れに注意する。
適用法令
- 食品衛生法:厚生労働省告示120 号食品衛生法食品添加物リストに記載
その他の情報
- 主な引用文献
- 化学物質管理促進法PRTR,MSDS 対象物質データ 化学工業日報社
- 労働安全衛生法MSDS 対象物質データ 化学工業日報社
【注意】
- 記載内容は現時点で入手した資料や情報に基づいて作成していますが、記載のデータや評価に関してはいかなる保障をなすものではありません。
- また、記載事項は通常の取り扱いを対象としたもので、特別な取り扱いをする場合には新たに用途、用法に適した安全対策を実施の上、お取り扱いお願いいたします。
- 安全操業や排出、廃棄等の際は当該自治体の規制に従い対処してください。